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430 Paper St.

映画が主の、趣味関心5次元空間

2014年新作映画ベスト

2014年に観た新作映画にランキングをつけました。 

洋画ばかりですが順に書いていきます。
あちこちで語られてる映画に関しては周辺情報を、あまり語られていない映画については本編についても踏み込んで書いています。未見の映画がある方は是非に。

 

11.ドラッグ・ウォー 毒戦

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外すに外せず11位としました、ベスト11というキリの悪い数字に。まあサッカーだサッカー、いまはアジアカップやってんだ!

公安警察の主人公スン・ホンレイ司法取引をし協力関係となったルイス・クーの奇妙な協力関係が面白かったです。ジョニー・トーらしいシチュエーションを活かしたアクションシーンも良く、シナリオ運びも分かりやすくコンパクトで好感が持てました。

ジョニー・トー初の中国本土での映画ということですが、本土の表現規制を感じさせません。むしろ表現規制を逆手に取っているのか、勧善懲悪の形を取りつつももやもやが残ります。暴力的な正義とでも言いましょうか。それと、音楽が好きです。未見の方は是非。

10.天才スピヴェット

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アクション映画やアニメーション映画などビッグバジェット映画ばかりに3Dが使われて来ましたが、小さめな映画にもやっと3Dが降りてきました。一応言うと小さな作品でもドキュメンタリーには3Dがありましたが(ネイチャー、pinaなど)、劇映画では無かったのではないでしょうか?
ともかくその結果として、天才少年であるスピヴェットの自由な頭のなかを覗くという映画体験と3D映像という表現が非常にマッチしていて、3D映画の新たな指標となるのではないでしょうか。字幕の3D処理はやっつけ仕事で人物の中に字幕が埋め込まれたりとひどかったので配給さんは頑張ってください…。

9.プリズナーズ

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監督のドゥニ・ヴィルヌーヴは同じ2014年に「複製された男」も公開されましたがこちらを推します。

許されざる者」のように「次の展開はこうかな?」「こうなるといいな」と何か期待のようなものをすると全て裏切られる油断のできない展開で153分と長尺ながら飽きずに観られました。また、二人の主人公冷静なジェイク・ギレンホール演じる刑事と失踪した娘のため熱くなるヒュー・ジャックマン演じる父親は、油断出来ない展開の映画ということもあり突飛な行動を取りますが説得力があり混迷していく話に胸が詰まりました。あとポール・ダノのやられっぷりが随一です。ジェイクは色気が爆発です。

8.ラッシュ/プライドと友情

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こういった人生哲学がぶつかる映画に弱いんです!詳しい話は町山さんのたまむすびでも聴いてもらえばいいんですが、これが実話だなんてこの世はロマンティックなところですね、痛々しいんですが。

ガラガラな新宿ミラノ2で父親と観て、飲んで帰ったのですが父親は、当時実際あのレース中に富士スピードウェイでカメラを振って写真を撮っていたそうです、羨ましい。

7.ニード・フォー・スピード

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順位は7位ですが推したい映画としては1位です。だって観ました!?逃しますよ普通。

ストーリー内容は復讐のためにレースに勝ちたいが、レースはアメリカ大陸の反対で行われそれがなんと45時間後と切羽詰まってるため出場するレースカーで大陸横断しなけりゃいけないという単純っぷり。そしてCGを(ほぼ?)使わず体当たりでカーアクションをするという今どき珍しい気迫の映画でした。車に飛び乗ったりという某シリーズのようなカーアクションではなく純粋な車でのアクションで非常に好感が持てます。

6.LEGOムービー

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すごくいいぞ!本当か?とTwitterでは錯綜していた映画。Twitterをやってなければ逃して後悔してただろうからTwitterに感謝です。

クリストファー・ミラーとフィル・ロードの監督コンビには一生ついてくことを確信した映画、LEGOの質感がかなり再現されていて髪の毛にバリがあったりと半分はLEGO愛で出来てるような映画です。

5.インターステラー

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これまた80年代のフィルム映画愛で出来たような映画。「2001年宇宙の旅」よりかは「2010年」を意識してるところがガチです。予習映画として「ライトスタッフ」など傑作をたくさん観て本編以外でも楽しめた映画です。珍しく5人の大所帯で観たのですがみんな号泣で上映自体が思い出深い映画です。

ジェシカ・チャステインがハンドルを右に切る瞬間が最高!

4.エヴァの告白

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絶大な信頼を置いているジェームズ・グレイ監督作。マリオン・コティヤールが美人じゃなければここまで話もこじれなかったろうに…。

1900年代の初め頃のニューヨークの移民の話は「ゴッド・ファーザーⅡ」や「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」などギャング物ばかりしか知らなかったので女性が主人公というのは興味深かったです。厳しい時代での女性の罪という心苦しい題材を重厚に描きます。

3.ゴーン・ガール

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デヴィッド・フィンチャーの神経質な映画作りが今作も極まっていたので上位にせざるを得ないです。デヴィッド・フィンチャーが何に神経を注いだのか詳しくは記事を書いたのでこちらを読んでいただきたいです。

年内では2度観ましたが、劇場の明かりがついてからのため息や男子大学生の「マジかー…。」が忘れられません。

2.フランシス・ハ

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 モダンバレエダンサーとして活動している主人公ですが、稼ぎは少ないので親友とルームシェアをしています。共存関係と思いきや親友のほうが先に大人として自立したため、いっきに自分の不甲斐なさが出てきてしまい…と私と一緒に観た友達には笑えない内容。一緒に観た友達は鑑賞後にひどく落ち込んでいましたが、自分としてはそんな笑えない内容をコメディとして描いてくれいたことで落ち込みつつもあまり暗くはならず前向きな映画に思えました。

初期のジム・ジャームッシュの現代解釈となっていることも良かったです。これについては記事を書きたいと思います。

1.ジャージー・ボーイズ

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宣伝のコピーにもなっていましたが後半10分は映画の魔法です!そしてその奇跡の10分はイーストウッド版「グッドフェローズ」の中に存在しているんだからもうたまりません。イーストウッドの監督作は毎度一度観れば満足していたんですが中毒になり3週間で3回観ました。名画座でかかった際は皆さん是非。

まとめ

というわけでまとめると

2014新作ベスト
1.ジャージー・ボーイズ
2.フランシス・ハ
3.ゴーン・ガール
4.エヴァの告白
5.インターステラー
6.LEGOムービー
7.ニード・フォー・スピード
8.ラッシュ/プライドと友情
9.プリズナーズ
10.天才スピヴェット
11.ドラッグ・ウォー 毒戦

です。特に10月以降が傑作ばかりで追うのが大変でした。2014年はアメコミ映画なども充実でしたね、2015年にも期待します。