「死ぬまでに観たい映画1001本」に載っている本を2024年の4月頃、全部観ることにしました。数年に一度、掲載される映画はイン・アウトがあって、一度でも載ったことがある映画は、2026年4月現在で1237本*1とのこと。1001本だ
けでなく、全部観たいのでこっちを目指すぜ!
独善的過ぎるこの本のタイトルを本気で受け取った人がそんなに多いかはよく分からずとも、全世界にはそこそこいるようです。日記的に書いておいても損はなさそうなので、記録していこうと思います。

決意の理由
観てみようかなと決意した理由としてはこんな感じ。
- 34歳(2024年当時)になったということで、健康寿命的には折り返しも見え始め、死をぼんやり意識した
- 20代中盤から久しく、たくさん映画を観たくなった
- 1000本以上は映画を観たので、この本の中で何本観たのか気になった(285本だった。打率高め?)
- 好きな映画監督のフィルモグラフィーを追うように観ていく方式に限界が来た。どうやら死んだ監督は映画を撮れないようだし、フィルモグラフィーにあっても観る術が限られた作品も多い。八方塞がりになるときがある
- 観る映画が偏ってきた自覚がある。映画上マイナーな国やジャンルの映画も観てみたい
- 映画をおすすめしてくれる友人も多くはない
- その時々で今っぽい、流行ってる映画より、後に残る名作が好き
- リストを埋めるのが好き(オープンワールド系ゲームの穴埋め系は真面目にやっちゃう)
- 映画史を俯瞰したい。色々観たつもりでも、虫食いの自覚がある
観た映画
中身を覚えているうちにどんどん書いていこうと思います。そもそもこのブログは8年更新していなかったので、適当でもいいので書く必要があります。
『キートンの大列車追跡(キートン将軍)』【1926年 監督:バスター・キートン、クライド・ブルックマン 制作:アメリカ】
決意して観るには、ぴったりの映画史的作品。
バスター・キートン作品観たことないくせに、『マッドマックス/サンダードーム』でなんでバスター・キートンやってるんだと思えるくらいは有名。ネタはだいたい分かっているのに107分の大体を列車アクションで通していて感嘆。ワイスピとか目じゃない。
鑑賞方法:Amazon Prime Video
『クラム』【1994年 監督:テリー・ツワイゴフ 制作:アメリカ】
『ゴーストワールド』のテリー・ツワイゴフ監督が、露悪的で性的かつポップなコミックを書くロバート・クラムを追いかけたドキュメンタリー。本人も倒錯しているけど、弟のほうが本物でヤバかった(今思えば自家製シャクティマット)。ロバートのように、創作で発散する手段があるのは大事かもしれない(トゲトゲマットも発散手段?)。兄は真面目過ぎたので、どうにもならなくなってしまったのだろうか。
鑑賞方法:早稲田松竹
『散り行く花』【1919年 監督:D・W・グリフィス 制作:アメリカ】
酒飲み暴力ボクサーの夫に虐待されている薄倖そのもののリリアン・ギッシュに、中国人青年が恋する話。1919年なので、アジア人役はアジア人にやらせなよとは言いません。細い目メイクもね。でもセットは中国人街になってて気合入っている。
知識として知っているグリフィスの作品にしては小ぶりだけど、儚い気持ちにさせる映画というのは当時珍しかったのでは。
鑑賞方法:Amazon Prime Video
『M』【1931年 監督:フリッツ・ラング 制作:ドイツ国】
リマスターがパキパキで映像美も堪能できて良かった。窓を抜けていくショットも既にあるし(『市民ケーン』より全然前…!)、物撮りやディティールショットが効いている。既に現代の映画文法になっている。ラングらしい、ヒューマニズムと全体主義への抗いが見られる。この後ナチス・ドイツとなっていく前に世の中の動きを捉えていて驚いた。こりゃ亡命するわ。
鑑賞方法:Amazon Prime Video
『鳥』【1919年 監督:D・W・グリフィス 制作:アメリカ】
キム・ノヴァクがタバコを吸うシーンのタメが効きまくっていて最高。撮影はすごいけど、鳥ちゃんたちのテンションが結構シーンで違うのが面白い。
鑑賞方法:Amazon Prime Video
『狼/男たちの挽歌・最終章』【1989年 監督:ジョン・ウー 制作:香港】
挽歌シリーズじゃない挽歌。なんでリストに載るのが、本家挽歌シリーズの1か2じゃないんだと思ったら、どうやら、欧米で流行ったジョン・ウー作品はこれらしい。それは惜しいけれど、これはこれで納得のクオリティ。
ショットがかなり格好良くて、カメラはぐんぐん動くし編集もいい。俳優のアクションとカメラのシンクロ具合が良い(近年のフィンチャーみたい)。今度デヴィッド・フィンチャーに会ったら観るように行っておこうと思った。なんせタイトルもThe Killerだし…。
その他観た映画(リスト外)
目黒シネマでケリー・ライカートの特集に行ったり(お気に入りは『オールド・ジョイ』)、『ワイルド・アット・ハート』に圧倒されたり(今思うとリンチ死去のだいたい半年前だ)、『柔道龍虎房』に困惑したりしていました(今では心の映画)。
進捗
本数
+6本
291/1237本(23.5%)
観終わりそうな日
決意した2024.4を基準:2076年11月頃
最初に映画をまともに観た1998年を基準:2110年12月頃
誕生日基準:2135年12月頃
※基準日から観るペースを計算して算出
所感
観終える前に死にそう。健康的に生きるぞ!
*1:出版元であるアメリカ以外の国のエディションだけに載った映画を含めるのかという問題がある

















